こんにちは、スノーボード歴10年以上広島県民あきらです。
今回はスノーボードビンディングのネジのゆるみ解消方法を紹介します。
ディスクのネジのゆるみの場合
ココがゆるむと「あれ?なんかビンディングが動く?」となってしまいます。
コースの上に着いて滑り始めや、キッカーを飛ぶ前なんかに気づくと最悪ですよね。
たぶん取れるまではいかないけど、もしとれたら普通に超危険です。
スキー場に着いてからしめなおす
金属でも温度変化により膨張と収縮がおきるので、温度が低くなるとゆるむことがあります。
そのため暖かい部屋でネジをしめて、スキー場の寒い場所でネジがゆるむといった現象がおきます。
ひとつめの解決方法として、スキー場に着いてからネジをしめなおすという方法で解決する場合もあります。
この方法ならお金かかりません。
ビンディングのディスクの部分なら大体この方法で解消します。
それでも1~2日滑ったくらいでネジが緩む人は、次のアンクルストラップのゆるみ解消法を試してみてください。
ほぼ解消されるはずです。
アンクルストラップのゆるみ解消法
やっかいなのは▲写真▲のアンクルストラップのネジのゆるみです。
足首を固定する場所です。
アンクルストラップのネジは強くしめるとアンクルストラップとハイバックが動かしにくくなります。
なので強くしめづらい場所で、しかもワンフットで移動するときに振動を受けやすくゆるみやすい場所です。
ブランド、モデルによって全然ゆるまないものもあるし、古くなってゆるんでくることもあります。
ちなみに今まで使ってきたなかでバートンはゆるまない物が多かったです。
逆にベントメタルのビンディングは新しいときからゆるみやすかったです。
ネジのゆるみ止めで解消
一つ目に紹介したタダでもできる「スキー場に着いて寒い場所でネジをしめなおす」を試してもダメだった場合、この商品を使えば問題解決できます。
スノーボードビンディングを新品で買ったときにネジに青いなにかが付いているのを見たことがありませんか?
あれは実はこのゆるみ止めなんです。
ネジゆるみ止めの使い方
超簡単ですが使い方を解説します。
①ネジがゆるみやすい場所を外す
②ゆるみ止めをつける
空気が遮断されると硬化する嫌気性接着剤で、この状態では固まらないのでゆっくり作業しても大丈夫です。
ネジにゆるみ止めを着けて、元通りにネジをしめる。
これで終わりです。
写真のものは出しすぎました、こんなに出さなくても大丈夫です。
着ける量が多いほど頑丈になります。
ネジをしめてから10分くらいから固まりはじめ約24時間で完全に固まります。
ネジのゆるみ止めの選び方
ネジゆるみ止めは数種類あります。
ネジゆるみ止め強度3種類の選び方
低強度 | 取り外し可能 |
中強度 | 取り外し可能 |
高強度 | 永久固定 |
高強度は取り外せなくなるので、論外です。買ってしまわないように注意しましょう。
振動の多いスノーボードのビンディングで使うなら中強度がおすすめです。
ネジゆるみ止め粘度3種類の選び方
低粘度 | 組み立てられた箇所用 |
中粘度 | 一般的なネジ用 |
高粘度 | 大型(20M以下)ネジ用 |
低粘度ほど液体に近く、高粘度のほうが固形に近くなります。
粘土に関してはどれを使っても問題はないでしょうが、スノーボードビンディングのネジは大体6Mなので、粘土も真ん中がおすすめです。
▼中強度・中粘度のネジゆるみ止め
まとめ:寒い場所でしめなおしてもゆるむなら、ゆるみ止めを使用してみよう
スノーボードで滑っているときにビンディングの一部が外れて無くなったり、最悪の場合怪我につながることは避けたいです。
そこまでいかなくても、最高のコンディション時に
あ、なんかネジゆるんでる。
ちょっとしめてくるからちょっと待ってて
って言うのもしんどいときあります。
そんな人は是非今回紹介した方法を試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント